譜読みの大切さ
毎月、ピアノレッスンに来てる生徒さん（というか保護者さんに向けて）おたよりのような物を出しているのですが、今回書かせてもらった内容をこちらにも。。。
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「ピアノを習うと頭が良くなる」という話を聞いたことがあると思いますが、これは左右の指で異なる動きすることにより、脳が活性化されるということもありますが、その他に『作業記憶』が鍛えられることが大きく関係しています。
『作業記憶』とは与えられた情報をすぐに理解し、同時に処理する能力です。ピアノの何がコレにあたるのかと言うと『譜読み』です。楽譜を見ながらピアノを弾くということは、実際には今弾いている場所ではなく、実際には少し先の楽譜を見て弾いています。楽譜上の音やリズム、そして指使い、を瞬時に理解し、それを10本の指に反映して弾いていく、難しい曲になるほどこの能力が必要となってきます。
まずは、ひらがな、カタカナ、数字、を覚えて絵本が読めるように、漢字や英語を学んで本を楽しめるように、ピアノの楽譜が読めるようになると、いろいろな曲に挑戦できるようになり、より一層ピアノを弾く楽しさが大きくなると思っています。
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音楽は才能でもありますので、目の見えない方や、楽譜が読めなくても耳コピで弾けてしまう人もいると思います。そのような方は今回のように作業記憶が伴う、譜読みは必要ありません。
おたよりに書く内容は、私がどこかの本やネットでの情報などを読んで、心に響いたり、なるほど！と思ったことを小さな生徒さんにお伝えしてもまだわからないけど、保護者の皆さんに伝えたいな、と思うことを書いてます。
