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日々のいろいろ

歌講座:うた声のひびき

今年度、受け持たせて頂いた講座が12月2週目に最終回を迎えました。

高齢者向けの生きがい講座という形で、懐かしの童謡唱歌をみんなで一緒に歌いましょうというもの。全10回シリーズで、季節の歌やリクエストなどを受けたり、たまにわらべ歌や手遊び歌などの歌遊びも入れたりと毎回完結する内容で行いました。

 

講座を始めたばかりは10人ほどでしたが、お歌の好きな奥さまが友人を誘いったり、後から知ってとのことで、最後には20名ほどのご参加を頂きました。

 

歌好きの皆さんはいつも思いますが元気です!パワフルです!!1時間半の講座中、ずっと歌っていても全然疲れないんですよ。途中3回目くらいからもっともっと歌いたい、との要望も受け、曲目も倍くらいに増やしたのですが、全然へっちゃらでした(笑)

 

若い頃は合唱団に入っていたけど、夜の練習に行けなくなってしまって、声もなかなか出なくなっちゃって、病気をしてから声が出なくなってしまったけど歌が好きだから、そんな想いの参加者の皆さん。途中からは童謡唱歌わらべうたが50音順に掲載されている辞典のような本を準備して、「あ」から順番に歌っていきましたからね(笑)

 

 ↑ 私が使った本です!

50音順にたくさんの曲が掲載されています。大きな文字と旋律だけの楽譜で読みやすく、コードと簡単な曲の解説も掲載されていたので重宝しました!

 

季節の歌は、7月から始まった講座でしたので、梅雨~夏~海~運動会~月~ハロウィン~秋~冬~クリスマス&お正月などに関連したお歌を毎回たくさん準備しました。

 

1回の講座で準備した曲は20曲以上、この歌詞と、伴奏の練習をしていかないとならなかったので、実はちょっと大変でした。で、2回ほどいつもお世話になってるギターさんに伴奏ヘルプをお願いしました!これが奥さま方に大好評で何よりでした♬

 

童謡の伴奏はコードが書いてあれば比較的簡単ですし、わらべうたは音が3つくらいの物が多いので伴奏いる?という感じなのですが、古い曲の変拍子や、山田耕筰の童謡は苦戦しました。宵待ち草、あわて床屋、この道、ペチカなどなど…。

 

そして知らない曲もリクエストで上がり、初めて知った曲などもありました。野菊、秋の子、里ごころなどなど…。

 

伴奏をコードから即興で作る、という部分でも大変勉強になる企画でした!とっても楽しかったので継続をお願いしたいわ、とのお声も最後に頂きました。来年度も開催できたら喜んで引き受けたいと思ってます。

 

余談ですが、講座の名前《うた声のひびき》これは実は天皇皇后両陛下(今は上皇ご夫婦)が作詞作曲された曲の題名なんです。うた声喫茶みたいに気軽な雰囲気で、誰でも参加できるという感じにしたかったので、うたごえを入れたくてそこに続く言葉を探していたら見つけたのです。本来の曲名は『歌声の響』で、歌詞は沖縄のことばで歌われており、ゆったりして曲なのですぐに歌えそうなものではないのですが、とても良い曲なので良かったら聴いてみてください。

 

◆両陛下が作詞作曲「歌声の響」

天皇陛下の「在位30年記念式典」で両陛下が作詞作曲され、沖縄への思いを歌った「歌声の響」を沖縄出身の歌手・三浦大知さんが歌いました。

https://youtu.be/Gaa_ASHKydY

 

 

 

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