JOYRIDE BLOG

日々のいろいろ

音「楽」講座

今年度、受け持った講座の2つ目が先週、最終回を迎えました。

こちらの講座は10回シリーズで、障がい者総合支援法の地域生活支援事業として開催された物だったので、参加された方の中には障がいをお持ちの方もいらっしゃいました。

 

講座の参加者募集の案内には…

『歌って元気に、聴いて癒され、奏でて脳を活性化。音を合わせる喜びや作曲や指揮など専門的なことも簡単な体験を通して学んでみましょう。音楽の楽しさを皆で感じて、笑顔いっぱいになりましょう。笑いに勝る良薬なし。』

というような内容を書いて頂いたので、私はとにかく、音楽を楽しみ、みんなが笑顔になれることに重点をおいて、毎回さまざまテーマで講座を開催してきました。

 

10回のテーマはこんな感じです…

①歌とリズムを楽しむ♪

②いろいろなリズムを感じる♪

③音楽で世界を旅しよう♪

リトミック脳トレ!?

⑤クラシックを楽しむ♪

⑥シング!シング!シング!

⑦簡単なルールで作曲を体験!

⑧手作りの楽器を作って奏でる

⑨いろいろな音のする楽器

⑩すべては音楽から生まれる

 

内容は細かく書きませんが、講座参加の皆さんには知的障害のある方と健常者の方がおりましたので、難しすぎてもダメですし、簡単すぎても物足りない、このバランスがなかなか難しかったです。今回はちょっと難しかったなぁ、なんて反省する点もあったり、途中から内容が合わなくなってしまったのか健常者の方で、後半はずっと欠席になってしまった方もいました。それでも皆さん、いつも笑顔で講座を受けて頂き、楽しかったー、のお言葉も頂いたりして、毎回、私も楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

でも今回10回の講師をやらせて頂き、一番勉強になったのは私だったと思います。講座に参加された皆さん、そしてこの講座の開催を検討してくれた知り合いには感謝しかないです。もしまたやらせて頂けるなら、もっと勉強して挑みたいですね。

 

 

 

最後のテーマ「すべては音楽から生まれる」は、壮大過ぎる感じがしますが、これは私の言葉ではありません。脳科学者の茂木健一郎さんが書かれた本の題名です。

 

講座の資料を集めるために、図書館には何度も通いました。そしてたくさんの本を借りて読みました。その中でもこの最後の最後にこちらの本に出会い、内容を皆さんに少しお話させてもらいました。

 

自分で探した本だったとしても、その本に書かれていることが、必ずしも自分に合った内容が書かれているとは限りません。でも普段は会えないような有名人、もう亡くってしまった方の話を聞かせてもらっているような感覚で、その本の中で1文でも1語でも、自分に響く、自分のためになることが得られればそれで充分だと私は思っています。

 

ネットでも情報を集めまくり(盗みまくり)ましたよ。最後に音楽に関する名言をご紹介させてもらったのですが、名言というかこの講座の最後に紹介するにはピッタリと思った文があります。

 

音楽は学校で習う「がく」の字を、学ぶではなく楽しいと書く唯一の教科。

 

文学、数学、哲学、心理学、環境学天文学、、、学校で習う教科はいろいろありますが、おんがくは「音学」ではないんです。音「楽」なんです。ネットで拾ってきた一文ですが、私にグっと響きました!この講座の名前にピッタリのこの一文を書いてくれた方、ありがとうございます☆

 

そして私に響いたものが、ここからまた違うどなたかに届けばいいな、と思い、今回書かせてもらいました。。。

 

 

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