JOYRIDE BLOG

日々のいろいろ

「死」ということ

ここ2週間、人が亡くなるということ、「死」に関することが周りに起きて、考えさせられることが多かったです。 自分のためにもブロクに綴っておきたいと思います。

 

4/14の発表会で次男はピアノで、私は講師演奏という立場で「ルパン三世のテーマ」を演奏したのです。その後すぐモンキーパンチさんが亡くなったニュースを聞きました。亡くなったのは発表会より前(4/11)の出来事だったので、追悼の意味にもなってしまったような。。。直接に何か繋がりのあるような関係ではありませんが、テレビでもルパンはよく見ていましたし、演奏する機会もたくさんあったしこれからもすると思うと、人が亡くなっても作品は残っていくのだな、とありがたく思ったのでした。心からご冥福をお祈りします。

 

4/18発売のモーニング20号で新人賞 第8回THE GATEの大賞受賞作が掲載されました。こちらを書いたのは私も少し面識のある、先日のなちゅらの発表会でもカメラマンをお願いしてた荒井瑞貴さんの作品だったのです。スゴイスゴーイ!!と浮かれていたのもつかの間、受賞作品を読んで絶句し、涙が止まりませんでした。そこには私の知らない過去の荒井さんがいて、知り合ってからまだ1年も経っていない今までの間に、ズケズケと何でも口に出してしまう私の性格上、何気ない私の言葉で彼を傷つけていたのではないか、と思うといたたまれなくなりました。7年前に自分自身も父親を悪性リンパ腫で急に亡くし、その当時の深い悲しみ、周りの人の何気ない言葉に苦しめられたことを思い出し、深く深く反省したのでした。

 

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4/19にTwitterでフォローしていた小池一夫さんが亡くなられたことを知りました。こちらも直接的な繋がりのある方ではありませんでしたが、Twitterでの言葉に何度も救われた時期もあり、密かにファンでもありました。その方が4/17にモンキーパンチさんを偲ぶつぶやきをされてた、その日に亡くなられたのです。もう小池さんのライブなつぶやきを見ることが出来ないのかと思うとすごく寂しい気持ちですが、過去のつぶやきを配信してくれるbotがあったりするので、そちらでまた小池さんの言葉に救われたいと思います。名言と言うと大げさですが、言葉には力があると思うのです。「言霊」とか言いますよね。口からこぼれ出る言葉で、傷ついたり、励まされたり、怒ったり、笑ったり、これからはもっと自分の口から出る言葉ひとつひとつを大事にしていかなくてはと思いました。心からご冥福をお祈りします。

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私の父が亡くなったのは2012年3月7日です。年明け2012/1/4に斑尾高原スキー場で一緒に孫たちと遊んでた時、胃が痛いと言い出し東京に戻り、翌日病院に行ってからそのまま家には帰って来ることは出来ませんでした。すでに亡くなってから7年が経過していますが、いまだに実家に帰省したときに父の使ってたシャンプーなどがそのまま浴室に置いてあったりするのを見かけます。亡くなってから1年は毎朝、母にメールをするのが日課でした。後追いしてしまうのではないか、というくらい母の喪失感が凄かったからです。妹も精神的にかなり弱っていて、グリーフについてかなり勉強していました。弟が母と一緒に暮らしており、近くで支えていてくれるのはとてもありがたかったです。私も、自分でも父親っ子だった思うくらいなので、悲しみは言葉では表せないくらい深かったです。長野に来てしまっているけど長女だからみんなの心を支えなくては、長女なんだから自分でしっかりしなくては、と思うこともありました。ただ、亡くなる命とは関係なく成長を続ける子どもに励まされ、出来上がっていく家、変化していく環境に流されて、時間の経過とともに寂しさや悲しさも、今は懐かしい記憶の中で笑って話せるようにもなりました。

 

人は生きていれば亡くなるし、これからも死に直面するようなことはあると思います。その時、自分がどういう風になるのか今は想像もつきませんが、今後絶対に無いことではないということだけはわかるので覚悟して生きていきたいと思います。

 

~追記~

11月に手術した子宮筋腫摘出(子宮全摘出)の経過はまったくもって順調で、何か追加で投稿するようなことが無いのでございます。。入浴時に傷口を見るたび人の身体ってすごいなぁ、と思っております。

 

 

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