スズキコージの絵本
今年度、息子たちの通う学校で読み聞かせのボランティアもやらせてもらってて、来週最後の１回があるので図書館へ行ってきました。図書館なのでもちろんたくさんの本があるのですが、その中でも絵本コーナーは楽しいですね～。
新しく入ったものや、外国もの、ベストセラーものなど、絵本をいくつか借りてきました。来週は何を読むのかまだ決めていませんが、今日は前回読んだ私の持っているお気に入りの絵本を紹介しますね。
「大千世界のなかまたち」ススキコージ作・絵
私がこの絵本に出会ったのはたしか中学生の時。妹が借りてきた本を読んだのが一番始めだったかな。内容は生活している中で起きる不思議な出来事は、ある生き物のせいなんだ、その生き物を友達のように紹介していく、っていう絵本。日本で昔から言い伝えられてる妖怪みたいな感じでしょうか。ゲゲゲの鬼太郎、妖怪ウォッチのような感覚です。
でも決して脅かすような内容はないので怖くはないし、どっちかというと妖精みたいな感じです。ススキコージさんの独特の絵の雰囲気と、この絵本の内容が完全にマッチしていて本当に不思議な世界に入り込めるのです。
今の時期、特に寒い寒いキーンと冷え切った夜などは、そのなかまの１人「ツララン」が毎晩のように現れてるんだろうなぁ、とか今でも思うことがあります。そしてこのブログを書いている最中も、窓からは今夜ツラランが奏でるであろう氷柱が見えててニヤリとしていたりします。
本は小さい頃から好きで、特にファンタジー、ＳＦを好んで読みます。実際にはありえない話を文字から想像して読むのが好きなんですよね。基本妄想好きですからね（笑）でも、これってこの絵本の影響なんじゃないかなぁ、と今でも思うときがあります。
この本を読みきかせた翌日のことです。そのクラスにいるお子さんのお母さまに「読んでもらった本のこと、子どもがすごく面白かった、いろいろな生き物の話をとても嬉しそうに詳しく教えてくれたんですよ」とわざわざ連絡をもらいました。読み聞かせの時間は５分だけなので、全部の生き物を読むことは出来なかったので、次回その子に会ったとき私の持っているこの絵本を貸してあげました。
私の選んだ本を気に入ってくれた子がいてくれて、素直に嬉しかったです。そしてその事を伝えてくださったお母さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。
今、この本は廃版になってしまっているようですが、違う出版社さんで同じ内容のものが出ているようです。ぜひ興味がある方は読んでみてくださいね。スズキコージさんの独特の絵の世界も楽しめますよ～！！ オススメです☆
大千世界の生き物たち：ススキコージ
そして本日、とある読書に関する作品の公募に応募してみました。
さてさて結果はどうなるかな？？？
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